逆SEOと再炎上

逆SEO対策(リバースSEO)を行うときは、 「再炎上」の事態を招かないように注意を払わなければなりません。 とくに、不祥事を起こした企業や、犯罪の容疑で逮捕されたような個人の方は、世間の風当たりが強いため、 慎重に逆SEOを進める必要があります。 稚拙な手法を使うと、「もみ消し工作」などとして反発を買う恐れがあります。 再炎上すれば、事件や不祥事がさらに拡散し、風評被害が大きくなってしまいます。

再炎上しないために

反則技を使わない

再炎上のリスクを高めるのは、反則技を使うことです。 反則技とは、違法と合法と境目すれすれの手段を用いたり、 ネットの倫理に反するような行為をすることです。

DMCA

反則技の典型は、DMCAに基づくGoogleへの削除リクエストです。 DMCAは、コンテンツ(文章、画像、動画など)の著作権を侵害された人または団体が行う措置です。 誹謗中傷されたからといって、 著作権という関係のない概念を持ち出して、 削除依頼するのは、本来の姿ではありません。

「悪用」との批判

実際、このDMCAを使って不祥事に関するサイトを次々と削除した企業が、 「隠蔽工作」として批判を受け、再炎上したケースがあります。 Googleに対するDMCAは、 Lumen(ルーメン)という第三者機関のサイトに掲載され、公表されてしまうため、 批判を受けやすいです。

不自然なブログの量産

いわゆる「へんなブログ」や「不自然なブログ」を量産すると再炎上する恐れがあります。 ブログやSNSをつくる以上は、 読む人にとって何らかの価値が存在している必要があります。 内容のある記事(文章)が伴っていなければなりません。

スパム行為

検索キーワードとなる「個人名」や「会社名」を入れて、 中身のない日記や独り言を書くだけでは、 スパム行為とみなされる恐れがあります。

拡散へ

不自然なブログが量産された状況は、 それを眺めるだけでたいへん奇妙であり、コミカルです。 見る人によっては、不快さを感じるでしょう。 このコミカルさや不快さをシェアしようとする人が出てくることで、 拡散や再炎上の原因となります。

サイバー攻撃は違法

サイバー攻撃で特定のサイトをダウンさせることは、違法行為です。 また、ダウンしても復旧したうえで対策を講ずることができるため、効果が長続きしません。

スパムリンクはNG

スパムリンクを大量に貼って、誹謗中傷サイトをペナルティに対象にするという手法があります。 しかし、サイト管理者からリンクを否認されれば効果がなくなります。 また、こうしたネガティブSEOとも呼ばれるやり方は、倫理的に大きな問題があり、再炎上につながる可能性が高いです。

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