「逆SEO」(ぎゃくエスイーオー)とは、不当な「成りすましサイト」「Fakeサイト」が、会社名検索や個人名検索の上位に進出するのを防ぐ対策です。 悪質なコンテンツやSNS投稿の検索順位を下げます。 個人情報の流出・暴露や誹謗中傷サイトの検索順位引き下げにも役立ちます。
逆SEOとは | 料金・費用 | 期間 | 方法 | 個人名 | 法人名 | 検索順位とリンクについて
逆SEO(ぎゃくエスイーオー)とは、特定のサイトの検索順位を下げるための技術的な取り組みです。 通常のSEOは、特定のサイトの検索順位を「上げる」ことを目的としますが、逆SEO対策では順位を「下げる」のがゴールです。 主に、公式サイトを丸ごと盗用して無関係な詐欺行為へと誘導する「成りすましサイト(フェイクサイト)」や、 差別や偏見を助長する「ヘイトサイト」への対策手段として行われます。 誹謗中傷や個人情報などが書かれたSNSやサイトが、大勢の人の目につかないようにします。 企業にとって重要な広報業務の一つです。個人のプライバシーや名誉を守るための自衛策でもあります。
インターネット上で誹謗中傷されたとき、 本来であれば削除するのがベストでしょう。 重大な名誉毀損やプライバシー侵害で、かつ法律にも抵触するような文章・画像等は、速やかに削除されてしかるべきです。
しかし、実際には、削除依頼に応じないサイトも多いです。 とくに海外で運営されているSNSは、被害者の要請を無視することが多々あります。 国内サイトであっても、企業や著名人に対する中傷は「言論の自由」などの理由で削除を拒否されがちです。
削除できない場合に、その次善策として中傷サイトをなるべく目立たないようにする対策が、逆SEOです。 逆SEOでネガティブなサイトの検索順位を大きく下げることができれば、風評被害のダメージを食い止めることが可能になります。
逆SEOの対象になるのは、誹謗中傷や名誉毀損などが書かれたあらゆる種類のサイトです。 ツイッター(X)などのSNSのほか、ブログ、5ch(5ちゃんねる)などの掲示板、口コミサイトも対象になります。 個人情報が無断で掲載された暴露サイトも、逆SEOで検索順位を下げることができます。
当社(WEB広報)は、逆SEO対策の分野で、トップクラスの技術とノウハウを持つ会社です。創業以来、逆SEOの専門会社として多数の実績を築いてきました。
当社の逆SEOサービスの料金は、個人名が月3万円~、企業名が月5万円~となっております。 案件の難易度によって金額が大きく異なりますので、 具体的な費用は個別に見積りします。(難易度の高い案件は月額費用が数十万円に上り、かつ対策期間が長期に及ぶことがあります)
キーワード | 料金 |
---|---|
個人名 | 月3万円~ |
企業名(法人名) | 月5万円~ |
WEB広報の逆SEOは、原則として「1か月」単位でご依頼を承っております。 3か月や6か月などの長期契約ではありません。 難易度が低いケースでは、 1か月で十分な成果を得て対策を終了するお客様も多いです。
ご依頼または契約をお断りする場合もございます。例えば以下のようなケースです。
逆SEOとは | 料金・費用 | 期間 | 方法 | 個人名 | 法人名 |
逆SEO対策では通常、まず複数のWEBページ等を作成します。 コンテンツ(内容)は多岐にわたりますが、検索ワードと関連性が高いものが基本です。 そのうえで、作成した各ページに対してSEO対策を施し、検索結果の上位に表示させます。 結果として、誹謗中傷サイトの順位を押し下げていきます。
逆SEOで複数のページを上位表示させるためには、 それぞれのページが独自固有の「価値」を持っていなければなりません。 価値のないページは、Google等の検索エンジンから評価されないからです。 一般の検索ユーザーの疑問にこたえたり、利便性を向上させたり、何らかの「役に立つ」コンテンツを提供する必要があります。 しかも、他のサイトにない独自性が求められます。
つかり、カギを握るのは、検索コミュニティの貢献度です。 無数の検索ユーザーの知的ニーズにこたえ、長時間にわたって熟読されるWEBページは、 順位が上位へと上昇していきます。
現在のGoogleのアルゴリズムは、 「Entity」(=実体)の信頼度を重視しています。 このため、逆SEO対策を行う際には、「Entity」自体の評価を高めることが重要になります。 「Entity」が運営するサイトから有益なコンテンツを発信し、長時間の閲覧時間を確保することで、Entityの信頼度が高まります。 なお、屋号やブランド等の表向きの名前を変えても、本質的な主体(Entity)が同じであれば、屋号・ブランドに対する検索エンジンの評価は変わりません。
また、検索エンジンからの評価が高いサイトから、 「Entity」がメンション(言及)されたり、参照元として明記されることも、 検索順位を決める要素になります。 これは、Google創業者であるラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏が大学院時代に検索エンジン開発に着手したときのベースとなるコンセプトでした。
優良サイトとの連携も不可欠です。 優良な既存サイトからオーソライズ(権威付け)されることで、 強力な誹謗中傷サイトを上回る検索順位を獲得することが可能となります。
企業や医療機関など法人の逆SEO対策では、 公式サイトや関連サイトを複数ドメインで分散運用することにより、検索結果の1ページ目を独占していく方法も可能です。 多くの法人様が、この方法で対策を成功させています。
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逆SEO対策によって誹謗中傷サイトの検索順位がいったん下がっても、順位が再び浮上してしまっては元も子もありません。 再浮上を防ぐためには、耐久性・持続性の高いWEBページを作っておく必要があります。 優れた内容のコンテンツを投稿しておけば、対策終了後も長期にわたって順位を安定させることが可能となります。 効果の持続性の面においても、コンテンツのクオリティーの高さがカギを握ります。
コンテンツが貧弱だったり、検索エンジンの最新の評価基準(アルゴリズム)に適合していなかったりすると、時間の経過とともに効果が薄れていってしまいます。また、チャットGPT(ChatGPT)などのAIが自動生成したような文章は、日数が経過すると順位が下がる場合が多いです。その理由は、AIが書く文章には独自性や具体性がないからです。読者からも低い評価しか得られません。
Wikipediaとの差別化も大事です。 Wikipediaには、当たり障りのないことしか記載されません。 企業や個人の評価にまで踏み込んだコンテンツを作ることで、存在意義が高まります。
逆SEOは、中傷サイトの削除に時間がかかりそうなときの「応急措置」としても有効です。
SNS、掲示板、ブログの記事の削除は、警察や弁護士などの力を借りたとしても、相当の日数がかかる場合が多いです。 とくに裁判で争うことになった場合には長い年月がかかります。 削除に至るまでに、風評被害が拡大し続けてしまうことになりかねません。
削除要請の準備や手続きをしている間は、とりあえず、逆SEOによって誹謗中傷サイトの順位を押し下げていくことが望ましいといえます。中傷サイトを3、4ページ目以降に後退させ、その間に削除の手続きを進めれば、中傷によるダメージを減らすことができます。
法人の逆SEOの場合、中傷サイトが最終的に削除されたとしても、それまでの逆SEOが無意味になるわけではありません。 逆SEOの一環として作成されたサイト群は、 将来にわたってレピュテーション対策や広報活動としての効果が期待できます。 新たに中傷サイトが出現した場合の予防にもなります。
逆SEOとは | 料金・費用 | 期間 | 方法 | 個人名 | 法人名 |
初対面の人と面談・商談をするとき、 その人の氏名を事前にネットで検索するのは、 今や常識になっています。 その人のプロフィール等を把握し、 世間での悪評や炎上歴がないか等をチェックすることができるからです。
こうした「名前検索」は、 例えば企業の採用担当者であれば必ず行っていることであり、 就活中の学生や転職希望のビジネスパーソンにとっても極めて重要です。
ネットには嘘やデマも多いですが、 事実でなくても、書かれているだけでイメージ的にマイナスになります。 一般個人も定期的にエゴサーチを行い、 不愉快な内容が上位に出てきたら逆SEO対策を検討する時代になっています。
個人の方が削除や逆SEOを進める際に、 焦点の一つになるのが個人の「プライバシー」の範囲です。 プライバシー保護の対象となるのは、氏名、住所、写真等だけとは限りません。 人に知られたくない過去の黒歴史も、プライバシーに含まれる場合が多いです。 例えば、自己破産の履歴や過去の逮捕歴・前科です。 ネガティブな経歴も、一定の期間が経過した後は、原則として個人情報に含まれ得るというのが一般的な考え方です。
WEB広報の逆SEO対策サービスをご利用いただけば、個人情報が書かれたサイトの検索順位を落とすことができます。 一般の個人の方で難易度が低いケースなら、月額3万~4万円程度の対策を1か月行っただけで完了することもよくあります。
ただ、誹謗中傷サイトにおいて、記事本文に加えて、ページの「タイトル」部分に氏名等が記載されてしまっている場合、逆SEOの難易度が高くなる傾向があります。 アメブロのような有力ブログの題名や5ちゃんねる(2ch、5ch)などの匿名掲示板のタイトル(スレッド名)に名前が入ってしまっているケースも同様です。 このような案件では費用が月額5万円を超えることもありますが、見積りは無料ですので、お気軽にご相談下さい。
逆SEOとは | 料金・費用 | 期間 | 方法 | 個人名 | 法人名 |
ネット社会において、企業はあらゆる人たちにネットで会社名を検索されています。 社名検索の1ページ目にどのようなサイトがあるかによって、企業のイメージが大きく左右されます。 ネガティブなサイトが上位に出てくると、営業上、極めて大きな損害となります。 風評被害や悪評の拡散を防ぐためにも、逆SEOは広報上の必須業務の一つだと言えます。
検索結果の1ページ目でしっかりと会社をPRすることができれば、 ブランドイメージの向上や取引拡大のチャンスが広がります。 WEB広報の逆SEOでは、 オウンドメディア、情報メディア、SNS等を組み合わせながら、 検索上位をポジティブな顔ぶれへと入れ替えていきます。
現在のネット社会にいては、業種を問わず、多くの企業が複数のドメインを運用する必要に迫られています。 Googleなどの主要な検索エンジンでは、一つのドメインだけで検索上位を占めることが事実上、不可能だからです。
Googleの現在の検索アルゴリズムにおいて、単一ドメインから検索結果の上位にランクインするのは2~3個が限度になっています。このため、ドメインを1個しか持っていないと、会社名で検索したときに、最大で1位~3位までしか占拠することができません。公式サイトのすぐ下にネガティブサイトや掲示板・口コミサイト等が表示される事態を避けるには、複数のドメインを積極的に活用する必要があります。
自社で複数のドメインを持ち、しっかりと運用していれば、社名検索において3位以降も自社のサイトで埋めることができます。 このような取り組みは「マルチドメインSEO」と呼ばれ、レピュテーション対策としてたいへん有効です。
WEB広報は、マルチドメインSEOの分野においてもトップレベルの技術を有しております。お気軽にお問い合わせ下さい。
会社名単独での検索に加えて、「評判」などのキーワードを組み合わせた検索の対策もたいへん重要です。 例えば「社名+評判」で検索したとき、 上位にネガティブな口コミサイトが表示されていると、 イメージダウンにつながります。
このような複合キーワードでの逆SEOは、単一ワードでの対策よりも難易度が高くなります。 当社のように長年の実績がある専門業者にご依頼いただくことが効果的です。
逆SEOとは | 料金・費用 | 期間 | 方法 | 個人名 | 法人名 |
スパム行為的なやり方で逆SEO対策を進めると、Googleなどの検索エンジンから、ペナルティを科される恐れがあります。 とくに、価値の低いSNSアカウントやブログを大量に作ったり、無意味なリンクを一斉に貼ったりするような行為は、 制裁の対象になりやすいです。
企業などが逆SEOを行うにあたっては、誹謗中傷を「もみ消す」という発想ではなく、事実をより正確に伝えるという姿勢が大切になります。 広報の一環として、事実に基づく情報をネット上で積極的に提示し、消費者の皆様などに理解を求めるというスタンスです。 通常のPR活動を逸脱しない範囲でSEO(逆SEO)を展開すれば、検索エンジンからペナルティを科されることもありません。
逆SEOと似たような言葉に、「ネガティブSEO」というものがあります。 これは、企業などが同業他社のサイトの検索順位を意図的に引き下げる対策のことです。
「逆SEO」が自分たちについての不当な誹謗中傷サイトを引き下げる「防衛策」であるのに対して、 ネガティブSEOは、他サイトに対して「攻撃」を仕掛ける行為です。倫理的にもコンプライアンス的にも大きな問題があります。 当社では、ネガティブSEO対策のような攻撃型のサービスは提供しておりません。
Googleの検索順位の決定方式において、近年、リンクの重要性は著しく低くなった。
Google創業の原点は「リンク」だった。 リンクに目を付けたのは、スタンフォード大学院の博士課程にいたラリー・ペイジだった。 彼の大学院の研究テーマは「デジタル図書館プロジェクト」だった。 時は1996年。当時、普及され始めたばかりのインターネットで、「リンク」という機能に注目する。 「WEB上にある全てのサイトをダウンロードし、リンクだけを保存してみよう」と考えた。 同じ大学寮に住むセルゲイ・ブリンと共同研究を進めることになった。
ラリー・ペイジは一つの仮説を立てた。 それは「サイトに貼られているリンクの数と質で人気度が分かる」というものだった。 研究論文の「参照元」と同じだ ただし、重要なのはリンクの「数」でなく「質」だ。 「人気のあるサイトからのリンクは価値が高い」という理屈だ。
この仮説に基づいて、検索順位を決めるシステムを構築した。 このランク付けのシステムを「ページランク」と命名した。 1997年初頭には、ページランクを使った原始的な検索エンジンの開発を終えた。 1997年秋、「Google」と名付けた。 1997年のうちに、スタンフォード大学内のネットワークで公開され、学内で一気に広まった。
Googleは画期的だった。 当時の他の検索エンジンに比べて、欲しい情報が見つけやすかったからだ。 当時の検索サービスは以下の通り。
初期の検索サイトの大半は「総合ポータルサイト化」を優先させた。 総合ポータルサイトは、検索エンジンやコミュニティなど各種コンテンツを無料で提供してアクセス数を稼ぎ、オンライン広告で収益を上げるというのがビジネスモデルだった。ところが、オンライン広告全体の約7割を出稿していると言われたドットコム企業の多くが、2000年春のネットバブル崩壊以降、経営不振に陥ったため、ポータルサイトの経営も急速に悪化した。
Googleはロボット型の検索エンジンだ。コンピュータの自動プログラムがネット上のHPを走り回り、キーワードごとのリストを機械的に蓄積する。それをHPの文章上でキーワードが登場する順位や頻度といった数的な把握によって、適合度をランクづけする仕組みだ。登録型に比べると情報蓄積量や更新スピードに格段の差があり、特殊なキーワードで検索するときは威力を発揮する。ただ、ランクづけが機械的だから、情報の当たり外れが大きく、利用者は膨大なリストを前に途方に暮れることもある。その弱点を補強するため、現在はロボット型の多くが、登録型の手法を取り入れている。
結局、検索エンジン戦争は、Googleの圧勝に終わった。 ページランクを軸に、検索順位の質に徹底的にこだわり抜いた2人の創業者(ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリン)の哲学と実行力の勝利だった。 もちろん、検索から広告収入を稼ぐ道を開拓したエリック・シュミットCEOの功績も大きい。
2020年ごろから、Googleの検索順位において、「リンク評価」の重要性は著しく低下した。 いわば創業の原点だった「ページランク」との決別である。 依然としてリンクは重要であるが、「置いてあるだけ」のリンクは無視される。 「関連性の低いリンク」も無視される。 無視されるどころか、有害(減点要素)である。 例えば、フッターにごっそり散らばっているリンク集などはダメだ。
記事の本文内に「参照元」として掲げられるリンクは依然として有益だ。 ただし、アクセス件数やアクセス時間の長いページからのリンクでないと効果がない。 いうなれば、「ページランク」の精神を極限にまで突き詰めるようになったのだ。
広報の基本は、情報発信。広報と宣伝の両輪で理解を得ていくことが大切です。広報部は、企業から発信するものをハーモナイズし、コミュニケーションのコンダクター的役割を担わなければなりません。そのためにも、常に公正で、透明度を高くすることが重要です。
最も大きな課題がリスク・マネジメント。会社の危機が実際に起きてしまったときに、どれだけ臨機応変に対応できるかがポイントです。危機の際に経営トップにマスコミの前に出てもらうことができるか否かというのも、広報部門の腕の見せどころでしょう。
「広報マンは演出家」と言われます。シナリオを作り、社長をはじめとする役員に演技をつけてマスコミに披露するのも任務です。
従業員に対する社内広報も重要です。愛社心、求心力を訴えるのではなく、アイデンティティを持ってもらえるようなムード作りをリードしなければなりません。